受験直前の塾選び、絶対にミスれない戦いがそこにはある!

どうも、こんにちは。ジュクサガス代表のたぐちです。

「次のブログはいつになるかなー」なんて思っていたのですが、すぐ書いちゃいました。書きたくなったら書くスタイル。そんなゆる〜いブログ運営なのでお許しを。

今回のテーマは「受験直前の塾選び」です。

塾に通うということは、毎月まとまったお金が出ていくということ。なので、できれば塾はギリギリまで先延ばししたい!というのが多くの保護者の本音ではないでしょうか。生徒にしてもそう。「クラブで忙しいんだから塾なんか行ってられっか!」とか、「塾に行く時間があったらツレと遊ぶし!青春なめんな!」とか。何かと理由をつけて塾に行かない道を突き進む子も結構多いはず。

うん、めっちゃわかる。生徒の気持ちも保護者の気持ちもめっちゃわかる。

クラブ優先だよね。青春謳歌したいよね。毎月のお金もったいないよね。そのお金があったら月に1回家族でご馳走食べに行きたいよね。

うんうん、わかるわかる…でもね。

現実的な話、勉強って長いスパンをかけて取り組むものだと思うんですよ。強固な土台作りと日々の積み重ねが志望校合格に何より必要だと思うのですが、そこんとこどうでしょう?

で、その志望校合格まで伴走してくれる人、それが塾の先生だと思ってます。生徒の得意な分野、苦手な分野、やりがちなミス、勉強の悩み、プライベートの相談事など。その生徒の特性を十分に理解した上で、適切なサポートをしてくれる先生がいるってすごく重要だと思いません?

で、

そんな先生、かんたんに見つけられますか?

って話ですよ。

受験直前に見つけようと思っても、正直なかなか難しいと思います。可能性はゼロではないですが、限りなく低いのではないでしょうか。

じゃあどうするか?答えはかんたん。

受験直前なんかじゃなく、もっと早い段階から塾に通うんです。

生徒の特性を十分に理解することなんて、一朝一夕でできるわけないじゃないですか。長いスパンをかけて日々の勉強に対する姿勢なんかを見てもらって、良い部分も悪い部分もさらけ出して先生との信頼関係が構築されるんですよ。その結果、その子にベストなサポートをしてもらえるんだと僕は思います。

厳しい言い方をしますけど、先生との信頼関係も何もないまま、長年通い続けている生徒と同じサポートを受けられると思うのがそもそもの間違いで。超最短ルートとか裏技とかに頼り切っちゃうのもそもそもの間違いで。勉強でも何でもそうですが、日々の積み重ねが結局は一番の近道なんだと思うわけです。

なので、

受験が近づいてきてから塾選びをするって…

それこそタイトルに書いたとおり、「絶対にミスれない戦いがそこにはある!」ですよ。

大前提として、塾選びって本当に自分に合っているかどうかをしっかりと確認する必要があります。チラシ見て、ホームページ見て、ネットの口コミ、生徒や保護者の評判、面談での先生の雰囲気、体験授業などなど、チェックポイントは多々あります。それなりに時間をかけて吟味するんです。

でも、受験直前となるとそうはいきませんよね。「1日だって無駄にできない!」「塾選びでミスできない!」という焦りが絶対に出てきます。これが、早い段階から塾選びをしているとどうでしょう?そう、余裕があるんですよ。しっかり時間をかけて塾を比較検討できる。基礎から見てもらえる。そして、万が一途中で合わなくなっても、別の塾を検討する余裕があるんです。

あともうひとつ。塾には「定員」というものが絶対にあります。受験直前で良さげな塾を見つけたとしても定員がいっぱいで受け入れてもらえない可能性だって大いにあります。もし定員が空いていたとしても、受験直前の生徒は受け入れてくれない塾だってあります。つまり、早期の塾選びに比べて選択肢が少なくなるんです。このようなデメリットは保護者が十分に把握しておくべきだと思いますし、もっと言うと子どもと共有した方がいいですよね。親子で認識を合わせておくのは大事です。

というわけで、まとめます。

早い段階での塾選び

メリット

  • 時間をかけて塾を比較検討できる
  • 基礎からしっかり指導してくれる
  • 生徒の特性を十分に理解した上で指導してくれる
  • 先生との信頼関係が構築できる
  • 万が一塾が合わなくなったら転塾も選択肢の一つとなり得る

デメリット

  • お金がかかる
  • クラブや遊びが制限される
受験直前での塾選び

メリット

  • 塾代の負担が少ない
  • ギリギリまでクラブや遊びを優先できる

デメリット

  • 塾選びで焦る
  • 良さげな塾があっても確実に入れるとは限らない
  • とにかく時間がない
  • 裏技的な勉強法に頼ってしまう
  • 塾が合わなくても転塾する余裕がない

すごくざっくりまとめましたが、このブログで言いたいことは受験直前の塾選びってメリット少ないよね、ってことです。

もちろん、受験直前の生徒でもしっかりと受け入れてくれる塾はありますし、その塾が適当なサポートをするとは思っていません。むしろ、実績を出さないといけないから、直前で入塾してくれた生徒にも手厚くフォローしてくれるはずです。

でも、そんな「受験直前でも受け入れオッケー!君の志望校、絶対合格させるぜ!」的な塾もきっと、

(早くからうちの塾に通ってくれていたら、もっとしっかりとサポートできたのになぁ…)
(もっと時間があったらさらに上の学校も目指せたのになぁ…)

なんていう思いが絶対にあると思います。

もちろん各ご家庭には経済的事情やその他色んな事情があるので、早期からの通塾が絶対!受験直前はNG!!と言い切ることはしません。ただ、それぞれのメリットとデメリットはご理解いただきたいと思って、ブログに残すことにしました。

あ、あと最後にこれだけ言わせてください。

クラブや遊びだけが青春じゃなくて、塾に通うことも青春だから!!

以上です。みなさんの塾選びに幸あれ。